本格的な装置を
使用する前にできる
歯並び悪化を防ぐ咬合誘導とは?
子どもの歯並びは、綺麗に並んでいるよりも実はすきっ歯が100点であることはご存じですか?
大人の歯は子どもの歯の1.2倍~1.5倍の大きさのため、スペースがないと、ちゃんと出てこられません。
そのため、矯正ではなく咬合誘導という方法を行い、歯が生えてくる土台をしっかり作ることで、歯並びの悪化原因を改善していきます。
TROUBLE このような癖は要注意!!
- ポカンと口を開けている
- 眼が垂れて口がへの字 顔にしまりがない
- 出っ歯
- 噛み合わせが反対
- 顔が曲がっている、左右の顔の形が違う
- 話すときや食べる時にいつも舌が口から出ている
- 噛んだ時に上戸下の前歯が閉じない
- 舌にギザギザの歯の跡がある
治療時期と目安年齢について
小児矯正は、矯正治療を始めるタイミングによって治療内容が異なります。
治療時期や治療内容を正しく理解し、お子様の成長に合わせた矯正治療を行いましょう。
3歳~5歳頃
咬合誘導時期(0期治療)
歯が生え始めた頃から、将来のリスクを踏まえて、歯が生える土台となる顎の発達を正常化していく期間です。 機能不足や悪い癖は時間が経つにつれて習慣化しやすく、正しい機能に戻すことが難しくなってきます。習慣化された状態は、治療に時間も努力もお金も必要になってきます。子ども達は成長していますので、早く発見し、早く治療を行うことで正しい成長へと導くことが大切です。
5歳~12歳頃
I期治療
I期は混合歯列期といって、乳歯と永久歯が混ざっている状態です。I期の治療では、顎の成長を利用しながら骨格を正しく成長させるための矯正を行います。健康な歯を抜歯することはなく痛みもほとんどないため、お子様の負担も少ないです。また、治療の進捗によってはII期で矯正治療を行う必要がなくなる場合もあります。
12歳~成人
II期治療
歯が全て永久歯に生え変わってから行う矯正を、II期治療と呼びます。この時期は顎の成長も止まるため大人と同じ成人矯正を行います。時間が経過するほど矯正治療のハードルは高くなりますので、できるだけ早めの矯正治療をおすすめします。