「むし歯が痛いけど、麻酔注射が苦手で、歯医者に行きたくない…」
“歯医者嫌い”“歯医者が苦手”な方は、麻酔注射のチクッ、ズーンとする痛みがイヤ、というケースが少なくありません。
むし歯などで歯の治療が必要なことは理解していても、麻酔注射が痛いと、歯科治療から遠ざかってしまう原因になる場合も。
谷口歯科クリニックでは、歯科治療の際の麻酔注射の痛みを減らすために、以下のような、様々な取り組みをおこなっています。
目次
■当院における、麻酔注射の痛みを減らす取り組み
①表面麻酔により、刺入時の痛みを軽減
注射を行う前に、ジェル状の表面麻酔を歯ぐきに塗ることで、注射針の刺入時の痛みを軽減します。
②極細の注射針を用い、刺入時の痛みを緩和
注射針は太ければ太いほど、痛みを感じやすいです。
当院では、麻酔の際に極細の注射針を用い、刺入時の痛みを緩和しています。
③麻酔液を体温に近づけ、注入時の圧痛を軽減
麻酔液が冷たい・熱いと、薬液の注入時にズーンとした圧痛を感じやすいです。
当院では、麻酔液を体温に近づけた上で麻酔注射を行い、注入時の圧痛を軽減しています。
■麻酔を用いる歯科治療とは
◎むし歯、歯周病、抜歯など、様々な歯科治療で麻酔が用いられます
歯科では、以下のような場面で麻酔注射を用い、治療・処置を行います。
[麻酔注射を用いる歯科治療]
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むし歯治療(C1~C2以上のむし歯治療)
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歯周外科治療
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抜歯
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歯石取り(痛みを感じる場合)
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インプラント
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歯科矯正における補助処置(アンカースクリューなど)
■麻酔が効くまでの時間はどれくらい?
◎通常、表面麻酔は30秒程度、浸潤麻酔・伝達麻酔は5~10分程度、効くまでに時間がかかります
多少の個人差はありますが、歯ぐきに塗る表面麻酔は30秒程度で効いてきます。
麻酔注射である浸潤麻酔・伝達麻酔は、効くまでに5~10分程度、かかることが多いです。
■歯科治療の麻酔にはどんな種類があるの?
歯科治療で用いる麻酔は、多種多様です。
麻酔注射である浸潤麻酔を中心に、表面麻酔、伝達麻酔など、症状や場面に応じ、様々な種類の麻酔を用いて歯科治療・処置を行います。
①浸潤麻酔
◎よく用いられる麻酔注射です
浸潤麻酔とは、歯科治療において、一般的に用いられる麻酔注射です。キシロカインなど、痛覚を麻痺させる作用がある薬液を患部に注入し、治療・処置の際の痛みを感じにくくします。
②表面麻酔
◎注射針の刺入時に痛みを軽減します
表面麻酔とは、麻酔注射の前に歯ぐきに塗る麻酔です。ベンゾカイン(アミノ安息香酸エチル)などの成分が含まれたジェル(ゼリー)を歯ぐきに塗り、麻酔注射の刺入時の痛みを軽減します。
③伝達麻酔
◎抜歯、インプラントなど、広範囲の処置・切開をともなう治療で伝達麻酔を行う場合があります
伝達麻酔とは、浸潤麻酔では十分に痛みを軽減できないと予測される場面で行う麻酔です。キシロカインなど、痛覚を麻痺させる作用がある薬液を上下の顎のあいだ(下顎孔)や上顎の内側の口蓋部(切歯孔)などから注入し、処置・治療の際の痛みを感じにくくします。
抜歯(難抜歯を含む)、複数本のインプラント手術など、広範囲の処置・切開を伴う治療では通常の浸潤麻酔ではなく、伝達麻酔を行う場合があります。
【できるだけ痛みを軽減した歯科治療を行っています】
谷口歯科クリニックでは、歯科治療の際、できるだけ痛みを軽減する取り組みを行っています。
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麻酔注射の痛みが苦手
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なるべく、痛くせずに治療して欲しい
など、歯科治療時の痛みが苦手・ご不安な方は、当院までお気軽にご相談ください。
診察では、患者様のお口の状態をチェックした上で、必要に応じ、できるだけ痛みを軽減しながら、処置・治療をさせていただきます。