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口を開けたときに顎が痛い
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顎がガクガク(orカクカク)する
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顎関節から「パキッ」「クチャッ」などの音が鳴る
など、口の開け閉めや顎関節周りの様々な症状・異常が起きる「顎関節症」。以前、当院のブログでも、顎関節症のお話をさせていただきました。
今回は、お悩みの方も多い顎関節症の「日常生活の中でできる対策」をご紹介します。
目次
■顎関節症を防ぐために 「日常生活の中でできる対策」
◎「できるだけストレスを軽減し、歯を食いしばらないようにする」+「してはいけないこと」への注意が重要です
顎関節症を防ぐためには、主に、以下のような点が重要になります。
1.日々の生活の中で、できるだけストレスを軽減する
顎関節症は、ストレスが大きく関係していると考えられています。顎関節症の代表的・直接的な因子の一つである歯ぎしり・食いしばりは、日頃のストレスから生じているケースが多いです。
顎関節症を防ぐためには、以下のような点に留意し、できるだけストレスを軽減することが大切になります。
[ストレスを軽減するための考え方・方法]
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仕事とプライベートを分ける
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休むときはだら~んと身体の力を抜き、リラックスして休む
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1日7時間以上、睡眠を取る
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自分なりのストレス発散方法を見つけ、行う(お酒・ギャンブルはかえってストレスが増す可能性があります)
「ストレス社会」と言われる、日本。ストレスをゼロにするのはなかなか難しいかと思いますが、まずは、上記の考え方・方法をご参考になさってみてください。
2.歯ぎしり・食いしばりの癖をやめる
顎関節症の代表的・直接的な因子として挙げられるのが、歯ぎしり・食いしばりによる顎関節への過剰な負荷です。
歯ぎしり・食いしばりは癖になっている方も多く、意識しないとor意識しても、ご自身ではなかなか歯ぎしり・食いしばりの癖をやめられないケースが少なくありません。
歯ぎしり・食いしばりの癖に対しては、以下のような
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歯科医院(お口の筋トレ:MFT)
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精神科・心療内科での治療・ケア(ストレスケア)
での治療・ケアのほか、下記の、ご自身でできる対策も癖をやめるためのアプローチになります。
[ご自身でできる、歯ぎしり・食いしばりの癖をやめるためのアプローチ]
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起きているときは、意識して、歯を食いしばらないようにする(特に、仕事中や集中しているときなどの場面で歯をくいしばりやすいため、注意する)
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机の上や壁など、目に留まる箇所に「歯をくいしばらない」などの紙・付箋を貼り、意識するようにする
3.食べ方(噛み方、口の開け閉めの仕方)に注意する
顎関節症の発症には、食べ方(噛み方、口の開け閉めの仕方)が大きく関係しているとされています。
日頃の食生活では以下のような点に気をつけ、顎関節に過剰な負荷がかからないようにしましょう。
[顎関節症を防ぐための、食生活における注意点]
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前歯のみで噛む、左右どちらか片方の歯ばかりで噛む、などのアンバランスな噛み方をしない
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食材の硬さ・大きさに応じてすべての歯をバランス良く使い、しっかり食べ物を噛む(前歯で噛みちぎる、奥歯で噛んですり潰す、など)
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硬い物や弾力が強い物を日常的に食べすぎない(噛みすぎない)ようにする
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大きなかたまりの食べ物を、大きく口を開けてほおばって食べないようにする(ほおばり食べは、顎(顎関節)が外れる原因になる場合があります)
4.癖・姿勢、寝方に注意する
ふだんの生活における癖・姿勢、寝方も、顎関節症と関係が深い要素とされています。日常生活では以下のような点に気をつけ、顎関節に過剰な負荷がかからないようにしましょう。
[顎関節症を防ぐための、癖・姿勢、寝方における注意点]
癖・姿勢の注意点
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長時間、頬杖をしない
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猫背にならないようにする(骨盤を立て、背筋を伸ばして背骨の自然なS字カーブを保つ)
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顔がうつむく姿勢を取り続けない(スマホ・PCの画面を見続ける「ストレートネック」の姿勢を取り続けない、など)
寝方の注意点
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うつぶせ寝をしない(仰向けで寝ると腰が痛む場合は、腰の下にバスタオルや毛布などを敷くor膝の下に抱き枕・クッションを置くと腰の痛みを軽減しやすくなります)
【ご自身でできる対策に加え、定期的に歯科医院で検診を受けることで顎関節症の早期発見・早期治療につなげやすくなります】
今回ご紹介した「ご自身でできる対策」に加え、顎関節症を予防・顎関節症の進行を抑えるには、定期的に歯科医院で検診を受けることが大切です。
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顎(顎関節)が痛い
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顎がガクガク(orカクカク)する
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顎関節から音が鳴る
など、気になる症状がある方は、当院までご相談ください。
