
谷口歯科では、親知らずの抜歯に際し、抜歯前にCTによる抜歯シミュレーションを行っています。
親知らずは歯根が長い場合や、歯根が顎の骨の中を通る神経に近い場合、注意が必要です。
今回は、親知らずの抜歯前に行う「CTによる抜歯シミュレーション」が大切な理由について、ご説明します。
目次
■下の親知らずの歯根が神経に近い場合、なぜ、危険なことがあるの?
◎下の親知らずの歯根が神経とくっついている場合、無理に親知らずを抜くとお口周りの神経麻痺が生じてしまうことがあります
親知らずの抜歯を含め、歯科治療・歯科処置を行う歯科医師は、患者様のお口の状態に応じて、様々な点に気をつけなければなりません。
特に、下の親知らずの歯根が神経に近い場合、歯科医師には細心の注意を払います。
理由は、下の親知らずの歯根が、下顎の骨の中に通う下歯槽神経(かしそうしんけい)に近いと、親知らずの歯根と神経がくっついている(癒着している)場合があるためです。
下の親知らずの歯根と神経がくっついているケースにおいて、そのまま親知らずを抜くと、神経が傷つき以下のようなお口周りの神経麻痺が生じてしまうことがあります。
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お口周り・舌・顎のしびれ
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お口周りの感覚の低下(お口周りにふれても感覚がない、など)
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お口を上手く動かせず、食事をしにくい
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味覚異常(何を食べても味が薄い、金属のような味がする、など)
親知らずの抜歯による神経麻痺は多くの場合、抜歯後、数週間~3ヶ月ほどで麻痺が軽減し、回復していきます。
神経の損傷の度合いによっては、4ヶ月~1年以上神経麻痺が続く、または、非常にまれではありますが、後遺症として神経麻痺が残るケースも。
◎親知らずの抜歯で出血が多くなることも
お伝えしたお口周りの神経麻痺のほか、親知らずの抜歯の際は顎(下顎・上顎)の骨の中に通う血管にも注意が必要です。
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親知らずの歯根が長い
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歯根が曲がっている
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親知らずの歯根と血管が近い
などの場合、まれに太めの血管に触れてしまい、出血が多くなることがある場合があります。
ただし、歯科ではこうした可能性を踏まえて丁寧に処置を行うため、ほとんどの場合はその場でしっかり止血でき、抜歯後も落ち着いていきます。
{下顎の骨が硬い点も、下の親知らずの抜歯の難易度が上がる理由に}
一般的に人間の顎は、上顎の骨は比較的やわらかく、下顎の骨はより緻密で硬い構造をしています。
神経・血管を傷つけるおそれに加え、下顎の骨は硬く、歯の分割が必要なときなどに時間がかかりやすい点も、下の親知らずの抜歯の難易度が上がる理由の一つです。
■親知らずの抜歯において、抜歯前の「CTによる抜歯シミュレーション」が大切な理由
◎CTを用いて抜歯シミュレーションを行い、顎の骨の中を通る神経・血管の位置を把握しておくことが大切です
親知らずの抜歯においては、抜歯前に行う「CTによる抜歯シミュレーション」が大切です。
抜歯前にCTを用い、歯科医師が入念に患者様の親知らず・顎の骨の形状や顎の骨の中を通る神経・血管の位置を確認しておくことで、抜歯時に起こり得る事故を防ぎやすくなります
[抜歯前、CTによる抜歯シミュレーションを行うメリット]
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レントゲンでは確認できない神経や、レントゲンでは鮮明に写し出すことが難しい血管の位置を詳細なデジタルデータで確認できる
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顎の骨の形状、および、顎の骨の中を通る神経・血管の位置を立体的(3D:縦・横・奥行き)に確認できる
【親知らずでお悩みの方はお気軽にご相談ください】
谷口歯科では、親知らずの抜歯前にCTを用い、抜歯シミュレーションを実施。一人ひとりの患者様の歯・顎の形、神経・血管の位置を入念に把握した上で抜歯を行います。
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親知らずが斜め・横向きに生えている
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親知らずが埋まっている
など、親知らずでお悩みの方は当院までお気軽にご相談ください。
